9번째 줄: 9번째 줄:
『今度お越のお客さんは、この 金日成の乾分で、吳白龍といふ 奴ださうだ、吳白龍はいま落葉 幕附近にゐるさうだが・・・・・・どう かネ、一つ吳白龍に會ふの記でも書いたら.....確かに、近頃大したスクープだが誰か行つて見る勇氣は無いか?』<br>
『今度お越のお客さんは、この 金日成の乾分で、吳白龍といふ 奴ださうだ、吳白龍はいま落葉 幕附近にゐるさうだが・・・・・・どう かネ、一つ吳白龍に會ふの記でも書いたら.....確かに、近頃大したスクープだが誰か行つて見る勇氣は無いか?』<br>
『この前、今日會つた和龍縣の 警務科長 宇波止がこの吳白龍に多いと加減にもう年貢を収め たらどうか・・・・・・勸告文を送つたら翼に不遜な返事が來たさ うだその返信にはお前達こそ い加減にもう年貢を収めたら どうか·····餘命幾許も無いお 前達は實た 哀れなものだ、お前等は俺達の兵糧、武器輸送隊でしかあり得ないからである・・・・・・ と書いてあつたさうだが、實に笑はすちあないか!』<br>
『この前、今日會つた和龍縣の 警務科長 宇波止がこの吳白龍に多いと加減にもう年貢を収め たらどうか・・・・・・勸告文を送つたら翼に不遜な返事が來たさ うだその返信にはお前達こそ い加減にもう年貢を収めたら どうか·····餘命幾許も無いお 前達は實た 哀れなものだ、お前等は俺達の兵糧、武器輸送隊でしかあり得ないからである・・・・・・ と書いてあつたさうだが、實に笑はすちあないか!』<br>
『實に不遜な奴だ・・・・・對岸にや って來て''ことは住心地が良いから、三四ヶ月御厄介になるからどうかよろしく頼む、何れ端午の節句には三長のうまいお菓子を頂戴に行く・・・・・・と豪語し やがったさうだぁ』<br><br><br>
『實に不遜な奴だ・・・・・對岸にや って來て''ことは住心地が良いから、三四ヶ月御厄介になるからどうかよろしく頼む、何れ端午の節句には三長のうまいお菓子を頂戴に行く・・・・・・と豪語し やがったさうだネ』<br><br><br>


『何しろ 撥だ、あの密林さへ 無ければ本雷に目に見せてや るんだが、繁期はまるで彼等 の爲にパリゲートを張ってやる やうなもので實際手がつけられ ない、この密林を潜って... 先 月の二十日頃から今日まで鮮内 を浸すること、四ヶ所・・・・・・ 警備隊と交戦すること十一回 に及んでゐるが、密林の中に逃 げ込まれたんではまるで夜に でさらばり職果があがらな』<br>
『何しろ 撥だ、あの密林さへ 無ければ本雷に目に見せてや るんだが、繁期はまるで彼等 の爲にパリゲートを張ってやる やうなもので實際手がつけられ ない、この密林を潜って... 先 月の二十日頃から今日まで鮮内 を浸すること、四ヶ所・・・・・・ 警備隊と交戦すること十一回 に及んでゐるが、密林の中に逃 げ込まれたんではまるで夜に でさらばり職果があがらな』<br>

2023년 7월 19일 (수) 03:26 판

파일 설명

1939년 6월 경성일보(京城日報)에 7회에 걸쳐 연재된 토비전선종주(討匪戰線縱走) : 7회 전체 pdf 파일

[2회]

といふことであった
この夜、旅舍、榮屋の洋燈の下で 又しても匪賊の話がはずんだ、こ こは矢張り現地であるだけに聞く 話も非常に實感が伴つて來る (語 る人は、筒井警察部長、三輪高等課長と記者團)
『金日成とい男はいつたいど んな男だらうかね? 一説には 先年東邊道で討伐軍に殺されて 以來、實在の人間では無いなど と言はれてゐるやうだが......』
『いや立派に實在の人間なんだ 現に數年前ある新聞記者がその 本據を訪ねて會つてゐる、寫真 にも出なかつたが確かに、金日成に逢の記......といふのが新聞に載つて大きなセンセイションを捲き起したことがある』
『そいつは少し眉唾ものでは無 かつたかネ、併し、實在の人間 には違ひない、彼の出身地は咸南甲山だといはれてゐたが、本當は平北ださうだ、幼少の頃、 父は萬歳騒ぎで死刑になつたが それから彼は父の衣鉢をついで 民族主義運動に走り匪賊となつた、いはば奴は哀れなる宿命の 子なんだネ・・・・・しかしまだ三十 そこくださうだが匪賊の頭目 として師團長格なんだから相當な傑物には違ひないね』
『今度お越のお客さんは、この 金日成の乾分で、吳白龍といふ 奴ださうだ、吳白龍はいま落葉 幕附近にゐるさうだが・・・・・・どう かネ、一つ吳白龍に會ふの記でも書いたら.....確かに、近頃大したスクープだが誰か行つて見る勇氣は無いか?』
『この前、今日會つた和龍縣の 警務科長 宇波止がこの吳白龍に多いと加減にもう年貢を収め たらどうか・・・・・・勸告文を送つたら翼に不遜な返事が來たさ うだその返信にはお前達こそ い加減にもう年貢を収めたら どうか·····餘命幾許も無いお 前達は實た 哀れなものだ、お前等は俺達の兵糧、武器輸送隊でしかあり得ないからである・・・・・・ と書いてあつたさうだが、實に笑はすちあないか!』
『實に不遜な奴だ・・・・・對岸にや って來てことは住心地が良いから、三四ヶ月御厄介になるからどうかよろしく頼む、何れ端午の節句には三長のうまいお菓子を頂戴に行く・・・・・・と豪語し やがったさうだネ』


『何しろ 撥だ、あの密林さへ 無ければ本雷に目に見せてや るんだが、繁期はまるで彼等 の爲にパリゲートを張ってやる やうなもので實際手がつけられ ない、この密林を潜って... 先 月の二十日頃から今日まで鮮内 を浸すること、四ヶ所・・・・・・ 警備隊と交戦すること十一回 に及んでゐるが、密林の中に逃 げ込まれたんではまるで夜に でさらばり職果があがらな』

『二三日前安圖機でバスを襲撃 乗客の内地人三人を虐殺して 金品を強奪した上ガソリンに火 をつけて、車を焼いたさうだ が、悪はまだなか!種切れ になりさら無いねえ』

『匪賊にもシンといふるのが あって今は丁度そのシュンなん だね、いはゆる繁茂期は彼奴等 にとって出澄の書入れ時だ・・・・・・ 「だが居心地が良いからといって 歩くそこらに居据られたんちゃ 困る警察の威信にかけても 断じてそんけりゃならん!』

(つじく)【カットは江岸の (慶事)寫真は片田署長と軍艦山を望む】


  • 출처
  1. 討匪戰線縱走(1), 咸北支局生, 討匪も聖戰の一翼, 復讐に燃える"悲劇の家"の人 경성일보(京城日報) 1939년 06월 15일 5면 2단
  2. 討匪戰線縱走(2), 咸北支局生, 傳說めく金日成, さすがに緊迫感漂ふ三長 경성일보(京城日報) 1939년 06월 16일 5면 1단
  3. 討匪戰線縱走(3), 品の落ちた最近の匪賊, 綠林の王者も今は全く糞蠅 경성일보(京城日報) 1939년06월20일 5면 2단
  4. 討匪戰線縱走(4), 笑止,匪賊の慰靈祭, 珍,匪賊からの掠奪品を見る 경성일보(京城日報) 1939년 06월 21일 5면 2단
  5. 討匪戰線縱走(5), 討匪に現はれる半島統治の大精神, 躍進咸北への內地の認識不足 경성일보(京城日報) 1939년 06월 22일 5면 2단
  6. 討匪戰線縱走(6), 匪賊は若者揃ひ, 被拉致者から彼等の日常を聽く 경성일보(京城日報) 1939년 06월 23일 5면 2단
  7. 討匪戰線縱走(完), 感謝を捧げつつさらば第一線よ勇士らよ 경성일보(京城日報) 1939년 06월 24일 5면 2단

파일 역사

날짜/시간 링크를 클릭하면 해당 시간의 파일을 볼 수 있습니다.

날짜/시간크기사용자설명
현재2023년 7월 17일 (월) 16:04716 × 1,408, 7쪽 (1.39 MB)JohnDoe (토론 | 기여)1939년 6월 경성일보(京城日報)에 연재된 토비전선종주(討匪戰線縱走).

이 파일을 사용하는 문서가 없습니다.

메타데이터